
知見と技
英チャールズ国王ロイヤルワラント
12月 2024
イギリス王室御用達ローラン・ペリエは、英国王チャールズ3世から栄誉あるロイヤル・ワラントを授与された、最初のシャンパーニュ・メゾンとなりました。
1812年の創業以来、ローラン・ペリエはシャンパーニュ地方の革新を担いながら歩みを続けてきました。その躍進は、1948年に経営を引き継ぎ、シャンパーニュ地方の大手にまでメゾンを導いたベルナール ド ノナンクールの功績です。今日、ベルナールの娘、アレクサンドラ ペレイル ド ノナンクールとステファニー ムヌー ド ノナンクールをはじめ、セラーマスターであるミッシェル フォコネ、会長兼代表取締役社長ステファン ダリヤックは、強固な価値観を吹きこみながら、メゾンに指針を与えています。革新者というDNAを守りながら、メゾンの独創的なシャンパン造りを育み続けているのです。

ロイヤルワラントでは、ローラン・ペリエのシャンパンの品質と、環境・栽培に対する姿勢が認められました。ローラン・ペリエは環境に配慮したブドウ作りを重視しており、VDC認証(シャンパーニュ地方持続的可能なブドウ栽培)とHVE認証(環境高価値認証)レベル3を受けています。メゾンは長年にわたって、ブドウ栽培とシャンパン造りにおいて、環境配慮に取り組んできました。
国王陛下にローラン・ペリエが拝謁を賜ったのは、1979年にさかのぼります。アレクサンドラとステファニー ド ノナンクールは、陛下がドメーヌを訪問された当時を振り返り、こう語ります。「ローラン・ペリエは国王陛下に拝謁を賜り、ロイヤルワラントを授かったことに、深く敬意を申し上げます。1979年、陛下はマウントバッテン卿とご一緒に、トゥール シュル マルヌにあるセラーにお越しくださいました。ご訪問は、父からのご招待を差し上げ実現したものでした。王室御用達を授かることは、長きにわたる陛下とのゆかりの深さを再確認させて頂くことができました。」.
1998年からローラン・ペリエは、チャールズ皇太子殿下のロイヤルワラントを保持しています。メゾンは、環境保護にかかるロイヤルワラントを有する、唯一のシャンパーニュメゾンでした。
2018年には、バッキンガム宮殿で開催されたチャールズ皇太子殿下主催の晩餐会にて、アレクサンドラ ペレイル ド ノナンクールは、皇太子殿下に生誕70年を祝うラベルを施した特別仕様のローラン・ペリエ ラ キュベを謹呈しました。